公益社団法人鶴岡青年会議所

2017年度スローガン「想いを、未来のカタチに。」~行動こそが歩みを創る~

2017年度10月例会
君のまま ~鶴岡の食文化 前前前世から~

事業の背景

私たちの住むこの地域は豊かな資源を持ち、その資源をもとに、これまで先人が築き上げた食文化や歴史は、現在「食の都庄内」として世界的にも評価されています。

しかし、私たち地域住民はその評価に至った経緯やその意味を理解しておらず、ただ漠然と事実だけを受け取っているにすぎません。これからの地域を担っていく者として地域の魅力を認識し、それぞれが発信できるように知識を身につける必要があります。

開催日時

2017年10月22日(日)10:00~14:00

開催場所

小真木原総合運動公園「つるおか大産業まつり」内 屋外特設ブース

内容

鶴岡の食材を使ったライブキッチンを実施し、その料理を実際に来場者に販売します。

特別講師

ウド鈴木氏来場予定


特別レシピ

【庄内麩のマーボー 2人前】

材料:ネギ10gみじん切り、ショウガ5gみじん切り、赤かぶ1/4個斜め切り、庄内麩20g戻して一口サイズにカット、ナス1/4個乱切り、パプリカ1/4個乱切り、しいたけ1個細切り、ひき肉40g、サラダ油大さじ1、豆板醤小さじ1/2、ごま油小さじ1、片栗粉適量、
合わせ調味料:水240cc、甜面醤小さじ4、醤油小さじ1、酒小さじ1

フライパンを十分に熱し、サラダ油を入れ、ネギ・ショウガを炒めます。
豆板醤を加え、ひき肉を色が変わるまで炒めます。
ナス・パプリカ・赤かぶ・しいたけを炒め、合わせ調味料を入れます。
庄内麩を加えて、水溶き片栗粉でとろみをつけ、最後にごま油で香りをつけて完成です。

【鶴岡あんかけ焼きおにぎり】

<焼きおにぎり>
材料:米 一合、マイタケ20g(細かくほぐす)、薄揚げ10g(1cmくらいの厚さで切る)、むき豆10g、人参10g(千切り)、
合わせ調味料:ほんだし 少々、日本酒小さじ1、みりん小さじ1、薄口醤油小さじ1、塩少々

お米を研ぎ、水を1合より少なく入れて合わせ調味料を加えます。
水を1合に合わせ、具材を上に乗せて炊きます。
お米が炊けたら、おにぎりにしフライパンで焦げ目がつくまで両面を焼きます。

<あんかけ>
材料:むき豆30g、ひき肉30g、しいたけ1個細切り、えのき茸30g、むきそば30g(したゆでしたもの)、だしスープ300ml(お好みのダシで)、醤油大さじ1.5、料理酒大さじ1、塩・コショウ 少々、砂糖 少々、片栗粉 適量

だしを温め、砂糖と酒を加えます。
沸騰したらひき肉を加え、アクが出てきたら取り除きます。
残りの具材を入れ、醤油、塩、コショウを加え味を調えます。
水溶き片栗粉でとろみをつけてあんかけの完成です。
焼きおにぎりにあんかけをかけて完成です。


食の理想郷へ ユネスコ食文化創造都市鶴岡

四季折々の旬の恵み、先人たちの知恵と情熱によって培われた鶴岡市独自の食文化

鶴岡市の面積は東北地方でもっとも広く、2,000m級の山々から海抜0mまでの高低差が幅広い温度帯をつくり出しています。四季の変化がもたらす独特な気候により、多種多様な農産物や山菜など豊かな「食」を生み出してくれます。また、市の西側の日本海では旬の地魚が水揚げされ、市の北部には庄内平野が広がっており、山・里・海の大自然が独自の食文化を育んできました。

鶴岡市の食文化は、先人たちがこの自然と生命の営みに真摯に向き合い、弛まぬ努力と研鑽により培われてきたものです。

羽黒山伏が伝える「精進料理」の世界

出羽三山に伝承された「精進料理」は、開山1400年の羽黒山伏の修験道文化とともに発展してきた「命の食文化」の原点であり、今なお、羽黒山の宿坊では伝統的な料理が振る舞われ、国内外の参拝に訪れる方々を魅了しています。

城下町鶴岡の風土が育んだ食と農の原風景

鶴岡市は城下町としての歴史があり、藩政期には、庄内藩九代目藩主酒井忠徳が藩校「致道館」を創建し、教育に力を入れたことにより向学の気風が培われました。この気風は、学問や芸術、産業活動を活発にし、稲の品種改良など人々のより良いくらしの実現に熱を傾けた多くの先人を輩出してきました。

「種」を継承する。~生きた文化財「在来作物」~

庄内・鶴岡は民間育種において極めて重要な土地であり、生産者自ら品種改良を積み重ね、全国有数の穀物地帯を築いた歴史があります。こうした歴史が、日本のもっとも美味しいといわれる「つや姫」を生み出す礎となりました。

また、だだちゃ豆や温海カブなどの在来作物が約50種類も継承されており、地域の農業者が知恵と工夫を発揮し、世代を超えて優れた種を受け継ぎ親しまれてきたことから「生きた文化財」と言われています。

「祈りの食文化」の継承~地域に息づく郷土食・行事食~

日本の中でも四季の変化がもっとも豊かに感じられる自然環境に恵まれ、一年を通して、旬の味をふんだんに活かした多彩な食文化を楽しむことができます。そうした背景から各家庭に受け継がれる「郷土食」や古くから伝わるお祭りの中で振る舞われる「行事食」も数多く残されており、「祈りの食文化」として大切に受け継がれています。

また、学校給食発祥の地でもある鶴岡市は、そうした地元の食材を用いた郷土料理も特別献立として提供され、子どもたちの食の教育が進められています。

こうした地域が守り育ててきた食の多彩な文化の継承発展や、生産から加工、流通、観光、飲食、食器等、裾野の広い食関係産業の活性化に取り組んできた結果、平成26年12月1日にユネスコ創造都市ネットワークへの加盟が認定され、食文化分野では日本初のユネスコ創造都市になりました。

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