副理事長 佐藤 東一
平成8年に鶴岡青年会議所に入会して今年で13年目となります。入会した当時のメンバーはほとんど卒業し、世代交代が急速に進んでおります。そんな中でJCとは何か自分に問いかけてみました。
しかし、いまだ明確な答えは見つかっておりません。ただ私が初めて理事をお受けしたとき先輩理事が「人は人によってのみ磨かれる」と言った言葉を今でも覚えています。気持ちが折れそうになったとき、投げ出しそうになったとき、そのたびに思い返し、今日の私を勇気付け、支えてくれたとても大切な言葉です。
JCで成長するのかと聞かれても私には分かりませんが、成長とは己だけの力で成し遂げられることではないと思います。共通の志を持つもの同士切磋琢磨しお互いがお互いを磨き上げてゆく。そういった中から生まれてくるのではないでしょうか。
鶴岡青年会議所の財産は「人」です。それぞれの「人」が持つ自由な発想や個性を尊重し、多様な価値観を取り入れ、今までの概念にとらわれず事業を進化させ、JCメンバーのみならず広く市民のかたがたと共有していきたいと考えております。
最後に副理事長の大役を仰せつかり大変光栄に存じます。私はこの「地域魅力創造室」で「JCの魅力を広く市民に伝え」「未来の地域を担う子供たちのために何が出来るかを真剣に考え」室メンバーと共に熱く語り合い、汗を流し、喜び合い、懸命に取り組み、事業の達成感を分かち合いたいと思います。一年間宜しくお願い申し上げます。
室長 石井 裕樹
ありとあらゆる情報が溢れる昨今、あらゆるものがデジタル化し、画面とボタンさえあれば何でも手に入る時代となりました。ほんの以前のものがすぐに古いものとなり、はるか将来のものと考えられていたものが、明日のものになるほどの急激なスピードで時間は過ぎ去っていきます。そのスピードに比例するかのように、人と人との結びつきはどんどん薄れ、本来地域が持っていたはずの特色も均一化され、のっぺりとしたものになってしまいました。
そこで、「まちづくり」のJCです。 ・・・とはいうものの、40年以上の歴史を積み重ねてきた我々(社)鶴岡青年会議所でさえ、例年通りに事業を繰り返す過程において、本来「まちづくり」のための事業だったはずが、いつの間にか「JCづくり」の活動になってしまった気がします。そんな今でこそ、我々の存在意義を改めて認識するときが来ているのではないでしょうか?
今年一年間、地域魅力創造室では、JC・地域魅力発信委員会と未来創造委員会の二つの委員会を担当し、広報活動とわんぱく相撲をはじめとした青少年育成事業に尽力します。これらについては、単年度制のJCの中にあって、いずれも継続性のある事業となっていますが、例年通りで事業を遂行するのではなく、あくまでも地域の魅力を創造する室として『前へ』進みたいと決意しています。
新しいことを行うことだけが創造ではないはずです。本当に市民が求めていることを考え、地域の魅力を考え、子供たちの未来を考え、あたりまえになっていることでさえ、より深く考え、そして、18名全員が明確な目的意識を持って総力を結集すれば、きっとそこに創造は生まれるはずです。ちっぽけな一人の「想い」が18人の大きな「想い」となり、さらにそれが鶴岡JC100人の重い「想い」となったとき、それが必ずこのまち10数万人の「思い」となることを確信しています。そして、そのことこそが「まちづくり」であり、(社)鶴岡青年会議所の存在意義なのではないでしょうか。
地域魅力創造室のみなさん、本当で、こげなったら最高だの。
一年間ともに汗を流し、来年は、委員会メンバー全員が理事になりましょう。そして、両委員会で目指しましょう「褒章」!!!
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