5月公開例会「学ぼう!体験しよう!日本神話と出羽三山」を開催しました。

5月例会では、市内小学生を対象に先人たちから受け継がれてきた歴史や文化を学び、日本人の心や地域の歴史や文化の魅力をより深く知ってもらい郷土への愛着を醸成する事業を開催いたしました。

第一部では、日本神話古事記の紙芝居を用いて読み聞かせを行いました。日本の誕生から先人から受け継がれてきた精神性を学びました。その後、出羽三山神社 禰宜 吉住 登志喜様より講演を頂き、古事記に描かれた神様が月山に奉られていることや出羽三山の歴史など地元に住んでいながら知らなかったことがあり、改めて地域の歴史を学ぶことができました。
第二部では、羽黒山伏修行体験を行いました。羽黒山伏の先達のもと自然への信仰が残る当地で修行体験を行い先人たちから受け継がれてきた自然と人間の共生を体感して生命の尊さを学び、互いを配慮するという考え方を感じてもらい、地域資源に対する魅力をより理解することができました。

加速度的に情報技術の進化や国際化、価値観の多様化が進む現代において、我々は自国の、地域の価値の再認識を迫られています。我々の住む地域には三つの日本遺産の歴史や文化、世界に誇る食文化など数多くの魅力があります。
鶴岡青年会議所はこれからも、地域の未来を担う子供たちの郷土への愛着を醸成する運動を行って参ります。

報告者:未来の人財育成委員会 委員長 伊藤 良紘